本当にタイトルの通りなんですが、アサヒビールのビアリーという商品が発売になったとき感動しまして、ああ、この会社は若手社員の意見を上に上げる仕組みが整っているのだなあ、自分と同じような人がやっぱりたくさんいたんだなあとしみじみと思ったのです。
というのも、自分は20代の頃、全くと言って良いほどお酒が飲めなかったんです。それでも当時は否応なしに飲み会なるものが降り注いで参りましたので、毎週毎月いつその行事が来るのかと内心ひやひやものだったのです。
というのも、飲み会の席ではエライおじいちゃんが自分の所へやって来たり、そのまた逆に自分がエライおじいちゃんのところに行かなくてはならないタイムが存在するのですが、そんな際に僕がジュースなりウーロン茶なりを持っていようものなら、おじいちゃんの表情が「!?」と変わるわけです。まあ自分が自意識過剰だったかもしれないですが。
そうならない為に考え出した自分なりの苦肉の策が、エライ人が来ると思った瞬間、箸でウーロン茶を必死でかき混ぜて、泡立ててビールっぽくカモフラージュしたり、ポテトサラダが少し付いた箸でコーラをガシャガシャとかき混ぜたりとそんな謎の努力と対策を重ねていた経験のある自分にとって、このビアリーの存在は「ついに出たか」と涙腺崩壊。
まあ30代にさしかかり、すったもんだがありまして、30代半ば頃には朝昼夕と、ガチで味噌汁代わりに普通のビールを飲むようになってしまうという極端すぎる自分ではありますが、さすがに今は3食ビール生活は辞めておりますが、そのどちらの生活形態においてもこのビアリーという商品は画期的なものなのでありましょう。
味もかなりこだわっているなあと飲んでいて感じまして、ノンアルと言えば一昔前は「しょうがないから」の選択肢であったのに、このビアリーは、「ビールが飲みたいから」という域にまで達しており、普通のビールが並んでいるさなかにおいても積極的に手を伸ばすようなレベルなのです。味も二種類あって、自分は白の方が好きです。今後は普通のビールみたいに、期間限定のテイストとかを出してくれればいいのになあとか思ったりしてます。
ただし、ドラフティ!お前は却下だ!