タイトルの通り、Kindle fire HD8タブレット(またはKindle fire HD10及びキンドルアプリ)の自働音声読み上げ機能を有効にしようとしたら非常に分かりにくくてムカついてしまって、いかにKindleというかFire OSのUIがAppleと比べて酷い事になっているかを皆様に分かって貰いたいということで書きました。
まず、日本語音声のダウンロードまでは、ダウンロードに多少の時間がかかったが一応ネットを参照して追加することができた。
やり方を説明すると、ホーム画面→設定(歯車アイコン)→端末オプション→キーボードと言語→読み上げ機能のところ。ここの、デフォルト音声に設定してある言語が読み上げの言語となる。デフォルト音声が何も無ければ、「追加音声をダウンロード」から日本語をダウンロードすればOK。本来ならばこれも最初から入っていて欲しいがまあ目をつぶろう。問題はここからだ。
なお、Amazonの書籍販売ページでText-to-Speechが有効になっている書籍しか読み上げが出来ないらしいので、まずはそこを確認する必要がある。
次に、ネットで調べると右上の3点リーダー→を押して「その他の設定」へ進むと書かれている。しかしその他という項目が無い!どこやねん!
色々と探し回ってKindleアプリのホームへ戻ると、下段のタブの右側にその他を発見!おおその他、そんなところにいらしたのか・・・。
↓
おお、ありそうありそう
と行ってみてもやっぱり読み上げ機能をONにする箇所がどこにも無い!おふざけになられてる?
さらにさらにネットを探し回ると、「この本について」という項目から読み上げ機能を有効にするという記述を発見した。「この本について」は購入した電子書籍を最初に開いたときに出てくる項目だが、これを再度表示させるためには左上のハンバーガーメニューを押下して表示できるとあった。よし、三度目の正直だ。「この本について」を表示してみよう。
ここから
この本について、をタップ。
相変わらず無い!!どこやねん!!
もうこうなったらガチャガチャ戦法だ!と思い、表示されるアイコンを適当に押していたところ、なな、なんとフォント設定のところに「その他」を発見!キターー!
「Aa」というアイコンをタップ
ここにありました。てかフォント項目に音声関連の設定を入れるか普通。。これでいかにKindleのUIが分かりにくく作られているかがおわかり頂けただろうか。公式の運営すら把握していないのである。恐らく今後もアップデートとかでこういった設定の位置とかがいろいろと変わっていくのだろう。こりゃあITガジェット好きな人にしか使えず、大衆向けタブレットとして浸透するにはまだまだ先のことかもしれないなあ。
ここまで読んでくれた方は、実際の自動音声の読み上げデモに興味があるかと思うので、実際の読み上げ機能がどんな感じであるかこちらの記事で聞いて見てみてください。また、下記の記事もお勧めです。
紙バージョンしかない本をKindleやiPadのスマホ・タブレット画面に表示させて読む方法
追記:
設定→ユーザー補助→スイッチアクセスのところにもオーディオ関連の設定画面がありました。