茨城県、日立市にある御岩神社に行ってきた！ゴールデンウィークの喧噪は避けたい、けれども梅雨が始まる前に少しはハイキングを楽しみたい。五月後半の時期はそんな人にうってつけですね。
という感じで行ってきました。北千住から常磐線に乗りました。埼玉在住の自分にとっては常磐線というものにはなかなか縁が無く、多分乗ったのは今回人生で二回目。一回目は学生の時に、土浦の花火大会を見に行ったとき。なので土浦より先は電車では行ったことが無かったのです。車でも茨城は大洗が最北だったかな。
北千住から乗って二時間半で日立駅に到着。想像していたより遠いと感じた。。でも三峯神社に行くときもこれくらいはかかるよなあ。やっぱし初めて行く場所は遠く感じてしまうのだろうか。
ビジホに一泊して翌朝バスにて御岩神社へ。
バス乗り場は、駅前ロータリーの1番バス停(バス停名は日立駅中央口)。行き先表示のとこに「60」の表記があるバスへ乗る。平日の午前中の便は3本。土日祝日の午前中の便は2本、と少ないので注意が必要。
下りのバスの時刻表はこちら。
後ろ乗り、前降り。Suica不可。使えるICカードは「クレジットのタッチ決済」。乗車時にリーダーにVISAタッチ(整理券とる必要無し)。降車時にもリーダーにVISAタッチ。
バスに乗車。問題発生！タッチ決済対応マーク付きのクレジットカードだから安心しきってたのに、エラーで読み込んでくれない！バスの運転手さんに聞いたところ、カード発行元によっては使用できないものがあるという。腑に落ちないまま整理券を取って現金で払うことに。降車時に千円札両替。全種類の小銭が出てくるタイプの両替機だったので助かった。片道料金610円。乗車時間35分。
因みに帰宅後にネットで茨城交通のホームページを見てみたところ、タッチ決済対応マーク付きカードならOKとは書いてあるが、なんとMasterCardだけ除外されてた！自分が使っているのはマスターカードだったから使えなかったんか！これはややこしや～！！
まあそんなトラブルもアリーノ、無事神社へ到着。朝方雨が降ってて、8時くらいから晴れた日だったので、非常に良いときに来れた。これは神社に呼ばれてるというやつだ。緑が本当に綺麗で生き生きとしている。気温も丁度良い。
参拝を済ませて表参道側から登山開始。登山ポール(登山用スティック)を持ってきておいて良かった。頂上まで片道一時間とは言えなかなかの急な山道である。舐めたらあかんというやつだ。登山用スティックが無いという人には、御岩神社の鳥居入ってすぐの、祓戸神社摂社あたりに、無料の登山の杖が貸し出しされているのでそれを使うと良い。山道の途中にある、かびれ神宮の前の上り道がきつかったかな。
一時間ほど登って、かびれの高峰(賀毗禮の高峰)へ辿り着いた。大きい岩があった。この岩が御岩山の名前の由来なのかな？
因みにかびれの高峰からさらに進む事ができる。そこを進むと何があるのかというと、御岩山の実際の山頂があるらしい。東日本震大震災を機に、頂上まで行くのは少し危ないじゃないかという話が出たらしく、山頂前の木々を伐採してこのかびれの高峰を人工的に作ったとのこと。ここを一応の「山頂」とみなしてもらい、かびれの高峰で引き換えして貰うという案が出来たのだそうだ。
なお、かびれの高峰から先に進んで、実際の山頂に行くことは禁止されていない。実際の山頂はかびれの高峰から5分ほど進んだところ。しかし自分はかびれの高峰を見て十分だったので、というか体力が消耗したので、かびれの高峰を見て下山。帰りは裏参道で下山した。裏参道のようが表参道より楽だった。体力に自信がない人は、裏参道から登り始めて、裏参道で帰るという登り方をすれば、いくばくか楽かもしれない。
三峯神社の場合は、奥宮へ行くのに片道でも1時間半かかって長丁場なので、この御岩神社みたいな、往復で二時間の登山というのはコンパクトですごくいいなあと思った。茨城県の人が羨ましい。埼玉にもこういう場所があればいいのに。
表参道と裏参道は途中で繋がっていて、繋がっているところは三叉路になっている。なので、二回目以降の登山はこの三叉路までは表参道を登り、三叉路に着いたらそこから裏参道で下山すると、さらに体力的に楽、且つ登りとは違う風景を楽しめて、時間にも余裕を持って行動できるコースとなり得る。歴史が長いだけあって非常によく考えられている登山コースだ。
御岩神社から日立駅行きのバスの時刻表はこちら。
ちなみに御岩神社についてネットで調べていたところ、登山したら足の不調が治ったという、過去に三峯神社に行ったときに自分が書いた内容と同じ様なことを書いているブログがあった。やっぱりパワーがあるんだね！
日立駅に戻って噂のシーバーズカフェにて茨城ガパオを堪能。帰路へ。今年は良いことがあるといいなあ！
