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英語学習について思うこと。今までの40年の人生で、実際に英語を使って仕事をしたのはたった6時間だけ

投稿日:2023-09-07 更新日:

久々に英語学習について書いてみたい気持ちになった。今自分がやっている英語学習は、DMMのアイノウアプリがメインで、それとNHK(Eテレ)の2つの番組。英会話フィーリングリッシュと太田光のつぶやき英語の3教材を使っている。

さてもさても英語学習とは何ぞやとふと考えた。自分がこれまで英語を「本当に使った」と思ったのは、10年以上前の前職の外資系企業で働いていた時に遡る。

その職場では、月曜日にだけ外国の人と電話で話すという業務があった。どの記録媒体を使うかとか何番の媒体を外すかとかそんな感じの会話を、電話で1~2分程度。その他にも英語を使う業務はあったが、その電話以外は基本メールだったので全部Googleの翻訳機能を使っていた。

で、週に1~2分の電話&メールを大ざっぱに計算すると、年間2時間程度。その業務は3年ほど続いたから、英語を仕事で使ったのは20年の英語勉強中、約6時間ぽっちという計算になったのだ。

外資系に勤めていた自分でさえこうなのだから、普通の日本人がどれだけ普段英語を使わない生活をしているのかを考えると超しみじみモード。

という前提の上で、前述した3つの英語学習の話しに戻ると、正直なところこれから先、英語を使う機会なんてのはほぼほぼ訪れる事は無いのでは無いかとほぼほぼ断言できそうな気がしてきたのである。

残念ではあるが事実でもあるのだ。と言うわけで、この3つの教材に費やしている時間を、アイノウだけに絞ろうと思ったのだ。続いて、辞める教材について感想レビュー評価。

まず、太田光のつぶやき英語。この番組はそもそも英語学習に重きを置いた番組ではない。英語のエッセンスを若干採り入れつつ、海外情報を紹介するのがメイン。英語学習者向けではない。なので、ゲストに興味があるか、特集に興味があるときだけ見るようにする(出川の充電させて貰えませんか、もこのパターンにしている)。(因みにラランドニシダが出て、川端康成を紹介した回が読書好きとしては一番印象に残っている)。

続いて「英会話フィーリングリッシュ」について。Eテレの英語学習プログラムについては、去年度の「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」から見始めている。大西先生の番組はちゃんと3月の最後まで見た。

で、このフィーリングリッシュが今年の4月にスタートしたとき、ぶっちゃけめちゃめちゃ衝撃的だった。こんな学習方法があったのか!と。なんで今まで学校でこの方法でやらなかったんだ!と。本当にこの番組の企画や構成を考えた人は英語に精通してる天才なんだなあと思った。フリートーク風味のこれまでのNHKらしからぬ斬新な教育番組。

しかし、3ヶ月ほど見続けているとだんだんと違和感が出てきた。そう、自分がよく言う、忘却曲線対策が全くされていないのだ。例えて言うなら、一日に一枚しかめくれない365枚綴りの単語帳カード。これだと記憶にとどめることができない。学習のための番組ではなく、単なる情報番組のように感じるようになった。

なので、申し訳ないけど9月からはフィーリングリッシュは見るのを辞めることにした。来年度の英会話番組に期待したい。因みに「定番レシピ」時代は、意図してかしないでか、飽きるほど天野君が「指定は前に置く」「説明は後ろに置く」のオンパレードだったので見る価値があったw

 

と、まあこういう具合なのである。日本という国は、わざわざ言語を学習せずとも、東京に住む人が自分の言語で静岡や仙台でショッピングができてしまう恵まれた国なのである。時たまアフリカのYouTuberを見ることがあるが、海外から見たらまあまあすごいことなのだ。

とかく世の中コンテンツが溢れに溢れているので、情報取得先を熱心に探すのと同時に、情報の破棄先も探さなければならないのである。

日本の英語学習教材が全体として質が悪いのは、やはり国民が英語学習の必要性を本当の意味で感じていないからなのではないだろうか。個人的にはもっと英語を使う機会があってもいいとは思っているけども。NHKエデュケーショナル、中国語ナビ。

 

 

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