LINEに対抗するメッセージングアプリと言うことで、鳴り物入りで登場した+メッセージ。どこからどう見ても日本仕様なので、意気揚々とインストールしたところ、「初回起動処理が完了しておりません」という初期設定の画面(エラーメッセージ)から進まなくなって、結局インストールできなかった。
ネットで調べてみると、なななんとプラスメッセージはau,docomo,softbankの三社のどれかと契約している端末でしか使えないと書いてあった。しかもその情報が書いてあったページは2018年のものだったので、恐らく今後もこの姿勢を貫くのであろう。確かにプラスメッセージのニュース記事を見たとき、三社の出資でどうのこうのと書かれていた気もする。
自分の契約はSoftBank LINEMOなので、同じソフトバンクグループとは言え厳密に言えばMVNOであるからして、+メッセージは使えないのだ。LINEに対抗すると謳っておきながら国内でこのハブり具合。なんとかペイやゲーム業界にも同じ事が言えるが、なぜ狭い範囲にターゲットを絞ってものを作るのか理解に苦しむしあきれる。こういったお山の大将根性が日本のIT開発の弱さに繋がるのではないか。
さらに言うと、使えないなら使えないで、「MVNOや格安SIMではご利用頂けません」みたいな表示が出てもいいものだがそれすら無し。日本製のアプリと言うことで、取る前に一抹の不安を覚えたが、正にその不安が的中してしまった。どげんかせんといかん!
一切放下 一切却来
何もかも諦めて、私は私から逃げられないと悟った時に、私って花が咲くのさ(剣樹抄より)
中国がタイのクラ地峡運河の建設を計画。完成すれば世界一とのこと。