Windows 11の発売日が、2021の秋~冬であることが発表された。
今回の11への移行は、これまでのWindows史上の中でもかなり特殊なものであると言いたい。それは、ほとんどの人が7→10(または8→10)のアップグレードをインターネットを介しての無料アップグレードで行っているため、Windows10のOSインストールCDを持っていない、ということと、意外にもWindows11の要求スペックが高そうなことだ。こうなるとBTOショップでパソコンを買おうとした場合OS無しパソコンを選択する事が出来ないし、何かあってWindowsを再インストールしなければならなくなったとき、Windows10の前のOSに戻ってしまうことも考えられる。
移行に当たっては、コントロールパネルを初めとする様々な各種設定画面に飛び回ることになると思うが、OSのバージョンが違うと当然UIも違うため、なにか少し詰まったとき10と11でそれぞれ調べなくてはならないので作業量が二倍。さらに、ネットで調べようにも11の記事は最初の頃はまだネット上にないはずなので、情報量が少なく作業に戸惑うことが予想される。
そのため、ハードウェアを変更しての性能アップを図りたいならば、Windows10→プレインストールの11よりも、Windows10→プレインストールの10→無料アップグレードの11という経路を取った方が、設定や移行データが多い人にとっては楽になるはずである。
となると、Windows10がプレインストールされたパソコンは、2022年頭頃から姿を消していくため、移行作業を楽に進めるためには、(Windows 10のインストールCDが無く、且つ移行作業が多い人にとっては)2021年中に性能が良いパソコンにしていた方が無難ということになる。
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Windows11の発売が発表された今、新しいパソコンを買うタイミングが非常に難しい。タイミングを逃さないようにするには。
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