googleメールアプリにて、メール作成＆送信画面にて宛先のアドレスの文字を1つ2つ打つと、toの入力欄に過去に送受信したメアド履歴のオートコンプリートが複数表示されるという機能がある。
これはこれで便利だが、中には候補として表示されたくないアドレス(例えば家族のアドレスなど)があって、それを任意のものだけ表示させないようにする手順がちょっと煩雑だったので記しておく。
まず、デスクトップのブラウザでgmailにログインする。
ネットで調べると、「もっと見る」のボタン押下後、その他の連絡先という項目にてサジェスト候補のリストを管理できると書いてあるが、2021年9月現在、どうやらこの仕様が変わっており、gmail画面の左のメニューからはその他の連絡先へアクセスできないようになっていると言うことに気付いた。
その他の連絡先へアクセスするには右側に表示されている
のアイコンをクリックする。連絡先の登録が無い場合でも、「開始」のボタンを押すことで連絡先にアクセス可能。つまり送信履歴関連の情報は、gmailではなく、「連絡先」という項目が一括で司っているっぽい。
で、連絡先画面を開くと、左側のメニューに、「連絡先」「よく使う連絡先」「その他の連絡先」という3つの項目がある。ここでメール作成画面でのアドレス自動表示を管理できる。うーん、なかなか微妙に分かりにくいデザインである。この自働予測機能自体を使いたくないというのなら、パソコンを使ってのgmailの設定画面からオフに出来る。
今のところスマホのアプリ単体での利用だと、こういったかゆいところに手が届く設定ができないということなのだろうか？
自分の場合は自働予測機能を使いたくないのではなく、入力の際に特定の人を表示させたくないだけなのだ。
仮に「abc@gmail.com」という連絡先が登録されてたとしよう。このアドレスを自働で表示させたくなかったので、「ああああabc@gmail.com」と、アドレスの最初に日本語文字を入れて更新＆保存してみた。
しかし、それでも「a」と打ったときにabc@gmail.comはサジェスト欄に表示された。恐らく過去にabc@gmail.comとやり取りをしていたら、その履歴を引っ張ってきて表示するのだろう。一方、パソコンでのGmailのサジェストになると、「a」と打ってもabc@gmail.comはサジェストされなかった。ブラウザでの操作の時は送受信履歴は確認しないと言うことなのか？
こうなってくると、Gmail使用歴が長くなって似たようなアドレスに送受信すればするほど、スマホで送受信する限り誤送信が多くなってきてしまうのではないか。送信履歴、受信履歴の削除方法をググったが、今のところそういった機能はないようだった。
うーん、この仕様はアプデとかで改善してくれないものだろうか。文書文化ではなくチャット文化である西洋の人達にとってみりゃあ、恐らくメールの誤送信なんぞ取るに足らないどうでもいいことなんだろうなあ。
なので、どうしてもどうしてもこういったサジェスト送信候補が表示されて誤送信するのが恐いのであれば、Yahoo!メールのアプリをダウンロードし、Yahoo!メールのアドレスを使うという回避策をとるしかないと思いますね～。あとは、送信時に出てくる丸いアイコンに、分かりやすい写真を設定しておくとかですかね。
2023年5月16日追記。
上記の記事を書いてから1年半ほど経ちましたが、未だにアップデートが無いどころか、Gmail内での連絡帳連携でさえうまくいってない様子で、UI改善も全く音沙汰無しです。BardなどのAIは積極的にやっているのに、お金にならないGmailなんて二の次さんの次なんでしょうねえ。