そのお地蔵さんはいわゆる石像タイプでは無く、一枚の石版に彫刻刀のようなもので絵が彫ってあるタイプのお地蔵さんだったんですが、その隣に、石版の御影が痛んできたので、手で触ったり水をかけたりしないようお願いしますという但し書きがあったのが映ってました。
三体では石に彫った文字は何万年ももつという風に書かれていましたが、やはり触ったりするのは良くないんでしょうね。
となると、そういったお地蔵さんとか石版とか仏教的な装飾品アイテムって日本中、いやアジア中に数え切れないくらいありますが、そう言うメンテナンスをする仕事ってほとんど聞いたことが無いなあと思ったのです。神社仏閣やお寺とかの建物は結構改修してたりはしますが。
フランスとかではそういった歴史的建築物の修復人という職業が人気職として、また需要も高いらしいですが、アジアではどうなんですかねえ。そういった小さいアイテムは直さず風情を楽しむため、古くなってもそのままってとこも多そうですね。でもきっといつかは直さないといけなくなる日が来そうですね。ということでよろしくお願いいたします。