今回はアサシンクリードオデッセイのゴールドエディションと通常版の違いや、シーズンパスについて説明したいと思います。
アサシンクリードオデッセイ ゴールドエディションは、通常版と比較して、下記の3つが特典として付きます。
・早期販売(通常版は10月5日の発売だが、ゴールドエディションは10月2日の発売)
・シーズンパス
・シーズンパス限定クエスト「ギリシアの秘密」。
と、ここで、ゲームをあまりやったことの無い方は「シーズンパスってなんだよ」という疑問を持たれるかも知れません。シーズンパスとは、ゲームによってはいくつかの概念があるかもしれませんが、基本的にはDLC購入権のことです。
DLCとは、ダウンロードコンテンツのことです。昨今のAAAタイトルは、こういったダウンロードコンテンツが付くのがあたりまえとなっています。
ダウンロードコンテンツとは、PS4本体の無線WiFiを使ってダウンロードするゲーム(またはゲーム内アイテム)のことです。ダウンロードコンテンツは、平均的にゲーム本編発売から1ヶ月後から半年後の間に配信されることが多く、PS4の起動時のトップ画面にあるPlaystation Storeというところからダウンロードします。
このダウンロードコンテンツの制度については「いや、本編を買ったんだから最初から入れておけよ!」と、賛否両論あるようですが、最初から入れておいたら、特にコアゲーマーのかたは全て一気にクリアしてしまいます。ゲームのシリーズブランドを長期間露出させるためには小出しにするのも必要なのです。また、開発側にとっても、せかせかせずゆったりと開発できるというメリットもあります。
そういうわけで、DLCとはいわゆる「付録、おまけゲーム」という位置づけなので、ライトゲーマーのかたにとっては、おまけなんて別にやらないなーと思う方もいるようですが、昨今のDLCは本編の3分の一、四分の一くらいの規模になってきているので、プレイしないのはもったいないとも言えます。
で、話しを戻してシーズンパスについてです。シーズンパスを購入すると、本編発売後のDLCがダウンロード可能になった時にお金を払わずダウンロードできます。つまりシーズンパスとは、DLCの先払いなのです。
具体的に例を挙げると、前作のアサシンクリードオリジンズでは、隠れし者と、ファラオの呪いという2つの有料DLCが出ました。この2つを合わせると、3900円。アサシンクリードオデッセイのゴールドエディションは通常版よりも3000円高いので、前作の状況をかんがみると、全てのDLCを購入するなら、シーズンパスで先払いした方が900円お得になる可能性があるということです。
・シーズンパスのデメリット
と、こんな風に、シーズンパスとは出るのか出ないのかなんだか微妙なおまけ的なものに対して先払いをするというやつです。以下に、シーズンパス購入後に起こりうる可能性があるデメリットを挙げてみました。
・DLCが出なかった(これはほとんどあり得ません。シーズンパスがあるのにこれをやったら、メーカーの信用はがた落ちです)
・DLCは出たがゲームとして面白くなかった(プレイの感想は人それぞれですね)
・DLCが1つだけだった(1つだけなら先払いしなくても値段的にあんまり変わらなかったんじゃ・・・って思っちゃいます)
・DLCは出るようだが、DLCの発売までめちゃめちゃ待つ(先払いしたのに半年以上待ったりしたらなんだかモヤモヤしますね。)
とはいえUBIは世界を代表するゲームスタジオですので、上記のようなことは過去の実績からも見てまず大丈夫だと言えるでしょう。恐らくシーズンパス限定クエストである「ギリシアの秘密」という特典も、ほら!俺等はDLCちゃんと作れる力があるよ!というアピールなのかもしれません。