IT号外

いつ来るのか分からないAmazon Kindleセールを、検索して探すのではなくメールで自分宛に通知するスクリプト、キンドルセールチェッカーを作ってみた

定期的に開催されるkindle本セールについて、本好きの人なら誰もが分かってくれるだろう感覚がある。それが、「セールになっている本が探しにくい!」「検索しにくい!」という問題である。これは、一体全体なにが問題の根源となっているのかと考えたところ、Amazonが通知・発行するセール情報というのは、主に「出版社くくり」になっているからだ。

あとはAmazonが定めた、「夏に読みたい小説フェア!」「読書の秋に読むべき新書ビジネス書フェア」といった、Amazonが謎に範囲を定めた書籍群を通知されるというパターンもある。

例えば、自分が今欲しい本が「プロジェクト・ヘイル・メアリー」なのだが、

欲しいからといってこの本の出版社まで覚えているわけではない。角川だったかな?いや集英社?なので、それとおぼしきセール情報を目にする度に、Amazonのトップページから検索をかけるはめになるのだ。

で、結局この本の出版社は早川書房なので、セール対象じゃ無かったー!と時間を無駄にしてしまうのだ。さらに言うと、例え早川書房でセールが開催されたとしても、このプロジェクト・ヘイル・メアリーがセール対象になっていないケースもあるので事態は更に複雑なのだ。

欲しい本が一冊とかならなんとか耐えられるかもしれないが、これが10冊20冊となってくるともうセール情報を追っていくのは難しくなってくる。

Amazonほどの企業が商品毎の通知機能をつくれないはずがないのに、アクセスをアップさせるためにわざとこういう仕様にしているのか?と邪推してしまう。

別に読みたくも無い本が安いからといって、値段を見て読む本を決めているわけではなかろうに。

あっ、くさやが300円引きになってる!買っちゃおう!、あっ、シュールストレミングが半額になってる!念のため買っておこう!

いや、そうはならんだろ!という話しだ。

 

と、言うわけで、この問題を解決するために、去年作った地上波映画リマインダーをちょちょいと改造すれば、1つの本がセール状態になった時、ピンポイントで通知、リマインダーを受け取ることができるのではないかと思って作ってみた。それがこの

kindleセールチェッカー

です。Readme.txtとかは特になく、設定する項目や使い方はファイル内にコメントアウトで記述しています。phpファイルの内容は、Amazonの商品ページをスクレイピングして、ページ内の「期間限定キャンペーン」のclass情報を探す単純なものになってます。

これをcronで一日一回とかで動かせば、上記のような面倒くさい検索を毎回行わなくても、商品ごとのセール情報を自動で取得できます。是非試してみて下さい!

モバイルバージョンを終了