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意外と難しかった!simカードのサイズが合わない時入らない?micro simをnano simへ切れない時、初心者に立ちはだかる4つの壁と入れ方について

使っていたスマホがgalaxyのSC04Eという、2013年製くらいの相当古いやつだったので、ずっと新しいやつ欲しいなあ~と思っていました。で、今回うちの洗濯機が壊れて、ヤマダ電機で新しい洗濯機を買うことになりまして、その時ヤマダ電機のポイントが1万円ちょい溜まったので、これぞ良い機会だと思い、新しいスマホを買うことにしました。新しく買ったのはシャオミーというメーカーののRedmi note 9Sというものです。

galaxy SC04EにはLINEモバイルのsimカードを入れていたので、それを取り出して普通にRedmi note 9Sに入れようとしたら、入らないという事に気付いた!なるほど、時代は進み、マイクロシムカードがなんとナノシムカードまで小さくなったそうな。こりゃあ大変なこったということで、早速LINEモバイルの公式ページからnano simカードへサイズ変更を申し込もうとした。

そしたら、公式ホムペを見て分かったことだが、LINEモバイルはドコモ回線とau回線はnanoサイズのsimは提供してないということが書いてあった。唯一ソフトバンク回線だけがnano sim提供あり。なので、ドコモ回線とau回線で格安simを使いたいなら、自分ではさみとかを使って小さめにカットしてくれと公式ホームページが謳っていた。(LINEモバイル以外の格安simについては調べてない)。

なるほど。いや、ネット上で散々、格安SIM(MVNO)にしない奴は情弱だーなどと揶揄されているが、最新のスマホだと大体ほとんどnano simスロットオンリーなので、自分で加工しないといけないので、こういう理由から格安SIMへの移行が進まないのだなあと思った。なので今回は自分が感じた、初心者がnano simを使い始める時に立ちはだかるであろう4つの壁について解説していくことにする。

第1の壁、simカードを挿入するためのスロットの場所が見つからない。見つかっても開けられない。

これスロットを開けるためには、スロット近くにある小さい穴に針金レベルで小さいピンをググっと押し込まなければならない。まずその穴に合うピンが自宅にあるかどうか。そして、ピンは結構細いので、慎重にやらないとピンが中で折れてしまうといったこともあり得るから注意が必要だ。

 

第2の壁、カット

言わずもがなだがカードを切るのがメインの作業だ。男性ならまだしも、普段工作とかしない女性はとっつきにくいのではなかろうか。自分はカッターでやったが、はさみでも大丈夫だと思った。はさみは安いやつじゃなくて多少硬いものでも切れるやつがお勧めだ。切る位置については、海外の雄志がPDFファイルにて台紙を公開してるので、それをググって印刷して、切るカードにテープとかで貼って合わせてください。

 

第3の壁、ヤスリがけ

カットしたら普通に入れるだけだと思ってたが実際はそうじゃ無かった。カットしただけだと微妙にスロットに嵌まらないからだ。なので、そこはヤスリを使って徐々に微調整を加えていく必要がある。削りすぎても駄目だし削らなすぎてもだめ。ここが結構時間を食った。

 

第4の壁、Android、iOSでのOS側での格安SIM通信設定

無事3つの壁を越えて、OSにSIMを認識させた後は設定アイコンからソフトウェア側での通信設定をしなければ格安SIMは使えるようにならない。契約したMVNO会社のホームページを見て、MVNO用のパスワードやらアクセスポイントやらをなにかと色々入力しなければならないのだ。しかも契約したプランによって入力するデータは少し違うという有様。

特にありがちなのが、APN設定の際、「.(ドット)」や「@(アットマーク)」を入力する時にほんとは半角記号で入力しなければならないのに、それに気付かず全角記号で入力していたという事態。自分はこの凡ミスに陥って一時間弱も悩んでいた。

と、ここまで来てようやくnano simで格安SIMが使えるようになる訳だ。いやあ、これは工学系以外の中高年、そしてそれ以上の世代(場合によっては若者も)気軽に手が出せるものではないなあと。まあこの先auとdocomoがnano simを発行してくれたら良いが、もしかしたら格安SIMを浸透させたくが無いためにわざとnano simを出さないのだろうかとも勘ぐってしまう。だって格安SIMが広まったら確実に通信会社に入るお金は少なくなるわけだからね。

そんなこんなでnano sim制作についての感想を書きました。ある意味エアコン設置業者並み?nano sim切り取り&設定代行会社とか作れば誰か仕事依頼くれるかなあ。

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