IT号外

ブログアクセス数、超減少の巻き。あとニコニコ動画とかkadokawa書店とか夏野剛社長ののっとり事件とかについて

久々の投稿。これまでも何度か、もうブログはオワコンだから書きませんという記事を投稿してきたが、いよいよそれが現実のものとなっている。

生成AIも原因の一つなんだけど、一番の原因は検索エンジンそのものだと思っている。検索エンジンそのものにブログやホームページの情報が整理されて表示されるので、調べ物の時にわざわざページにアクセスする必要など無くなってしまっているのだ。

一生懸命時間を使って考えて公開したところで、それは単にAIの学習参照データにしかならず、実質的な報酬には結びつかなくなってきた。

そうすると、ネットには単に他人の注目を集める、いわゆる「アート」お披露目の場としかならなくなる。ライブ会場とか美術館的なところだ。

誰も実用的なことを書かなくなる。そうすると次第にホームページ自体も時間経過と共に削除されるので、遠い将来にはAIの学習参照データも乏しくなってゆく。

以前、田舎に建てられたイオンとかが地元の商店街を駆逐するのが問題になったが、それと似たようなことがネットの世界でもゆっくりと起こるのかもしれない。

最近話題になっている、ニコニコ動画や角川グループへのランサムウェアを使った身代金要求、ハッキング事件も、上記の兆候の始まりと言えよう。

ネットやITはいわゆる「遊ぶ場所」であるという認識から、その遊び場の土台が攻撃を受けて崩れ去ったとき、どう対処して良いのかが判断できないのである。

つくづくアジア的言語とITの非親和性を思い知らされる。上層部にITリテラシーが無ければ、頑張って作り上げたデジタル的なサービスやプロダクトも一瞬で消え去ってしまうのだ。これまで何度も日本ではそういったことが繰り返されてきた。デジタル世界も性善説でやっていけると思っているのだろう。

若い人だってSNSという遊び場で育った人が、実際のIT業務に就いたら、乖離に驚くだろう。ITエンジニアは不足にもなるが、プログラミングという完全に流通に乗った技術に、何の価値も無くなっていっている矛盾が不思議なところだ。

セキュリティースペシャリスト、いわゆるセキスペなるものがこれから需要が高まっていくのかもしれない。とにもかくにも、より一層の身の振り方を考慮するのが求められる時代だ。

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