IT号外

水道料金の支払いをクレジットカード払い、キャッシュレス支払いにしてポイントを貯めようとしたら出来なかった話し

電気料金やガス料金は元々クレジットで払えていたのですが、いかんせん水道料金はクレジット払いに対応していませんでした。それが、ネットで調べたらついに昨年の令和3年から、埼玉県でアプリでのバーコード読み込みでの水道料金スマホ支払いに対応したという記事を見つけましたので、意気揚々と早速そちらに変更する次第なのであります。サンキュー新井兼!

アプリでの支払い、つまりスマホやタブレットでのキャッシュレス決済ができるということは、アプリとクレジットが紐付くので、クレジットカード払いができるという算段になりますね。クレジット払いができるということは、自分みたいに支払いをクレジット一本にまとめてポイントを一本化したい人間にとっては有り難いわけです。

一応自分が読んだのは埼玉県の記事だけですが、まあこういうご時世なので、埼玉以外でもスマホ決済は随時導入しているはずですので、お住まいの県がどうなっているかはご自身で調べてみて下さい。

で、今のところ埼玉で対応しているのは「PayPay、LINE Pay、PayB」の三種類とのことだったので、この中ではLINEが一番自分の生活内で使っているので、LINE Payでの支払いをすることにしました。

まずは水道料金支払い窓口へ電話して、ラインペイでの支払いに変えたい旨を話しました。これで、翌月からバーコードが印字された支払い用紙が郵送で届くので、それをアプリで読み取って支払う訳です。銀行引き落としの解除の手続きは、水道会社側でやりますとオペレーターの人が言っていました。

銀行引き落としやクレジットカード支払いに設定してる場合は完全に自働なので、なにもせずとも支払いが完了しますが、バーコード読み込みでのクレカ払いの場合は、毎月「バーコードを読み取る」という能動的な支払いが必要となります。いやはや最新のハイテクなるキャッシュレス払いに変更をしたのに、紙の郵送て。。進化してるのやら退化してるのやら。ここらへんは、バーコードをメールで送ってくれたり、LINEで送ってくれたりするのならもっとスマートな感じになると思うのですが、まあそれはもっと先の未来ということなのでしょう。

少し話しはそれて、ポイントについてですが、自分も若い頃は「男たるもの、ちまちまポイントなんて貯めてんじゃねぇー!」という価値観で、ポイントなんてどうでもいいと思っていました。それが、Kindleを使い始めてから、アマゾンポイントが意外と貯まることに気付き、アマゾンでカードを作ってなるべく公共料金や食費などの支払いはクレジットにまとめるようになりました。これをしたおかげで、貯まったアマゾンポイントを使えば月に一冊(場合によっては二月に一冊)、実質タダで好きな本が買えるようになったのです。これは読書好きな自分にとっては大きな発見でした。

バーコード支払いの件に話を元に戻しましょう。App Storeで検索すると、LINEアプリとLINE Payアプリは別のアプリで、別れていました。自分はLINEを(Androidの)スマホに入れていますが、LINE Payもスマホに入れると、スマホを無くしたり水没させてしまったら、水道料金が払えなくなって水が止まってしまうという本末転倒な状況に陥るリスクを想像したので、アプリの機能が別れていることこれ幸いと、LINE Payを普段外に持ち出さないiPadにインストールしました。

まあ実際スマホを無くしたとて、バーコード決済はコンビニ支払いに対応しているので、水道料金を支払えないなんて事は無いと思いますが、念のためスマホとは別のデバイスにLINE Payを入れました。

で、LINE Payアプリにクレジットカードを登録しようとしたのですが、これまたどうして、なかなかうまくいきません。結論から言うと、LINE PayアプリはLINEが入っている端末にインストールしないと、全ての機能がきちんと動作しないような雰囲気でした(2022年3月29日現在の感想)。なので、おとなしく、端末を分けずにスマホだけでペイを使うことにしました。

そしたら次に、LINEの中に「ウォレット」というタブがありますが、これがLINE Payそのものであることに気付きました。なので、このタブにクレジットカードの登録ができました。LINEの中にLINE Payが内包されているのに、なぜLINE Payというアプリが別個であるのだろうか。しかもそのLINE PayアプリはLINEがないとうまく動かない訳だし。。日本的UIなのである程度覚悟はしていましたが、まさかこれほど意味不明とは。どうりでクレカ払いが世の中に浸透しないわけだ。

まあ普通の人はわざわざLINE Payを別途ダウンロードすることはないと思うので、LINEに登録すればいいわけだからそこまでクレカ登録は難しくないのかな。そんなこんなで、どうにかこうにかクレカ紐付けが済みまして、あとはバーコード用紙が送られてくるのを待つのみです。ただこれは昔から言われていることですが、生活に関わる支払いの割合をスマホ頼りにしてしまうと、スマホを無くしたり、スマホが壊れたときに生活基盤が揺らぐ恐れがありますよね。銀行引き落としだとそういうリスクは無いので、つまりはポイントを貰えるということはそれなりのリスクを背負うことになります。

一長一短で、どちらにするかはご自身の生活形態を元に決めれば良いと思います。あとは郵送されてきた紙を無くすという恐れもありますね。

翻って、またUIの話しに戻りますが、LINEのホームメニューをスクショしましたがこんな感じです。

LINEは恐らく国内では誰しもが使っているアプリだと思いますが、そのトップメニューがこの有様です。他にも、スーパーの決済アプリとかも最近使い始めましたが、それらも似たり寄ったりでした。確かに、海外のアプリもこのようなひっちゃかめっちゃかになっている場合もありますが、海外のアプリの場合は時間経過と共にUIが改善されていく傾向にあると思います。

でもアジア製のアプリはそうならないですね。まあデザインというジャンルは義務教育に組み込まれていないので、教育に入っていないという事は概念が無いということなので、これは致し方ないことなのでしょうか。あとは言語的な要素も関連してくるのでしょうか。

まあそんな感じで、色々と脱線しまくりましたが、以上が自分がクレカ払いでやったことです。是非チャレンジしてみて下さい!

追記:固定資産税は、Yahoo!公金支払いというサービスを経由させるとクレジット払いができる模様。ただしその場合は手数料が500円~1000円レベルでかかってくるので、ポイントの旨味は薄い模様。


2022年4月12日追記。さっそく振込用紙が水道局から届きまして、意気揚々と振り込み作業をスマホでバーコード読み取りを開始しましたところ、単刀直入に言ってクレジットカードでの支払いができませんでした。原因を解説します。

このLINE Payでの支払いは、LINE Payにお金をチャージして、チャージした中から料金を払うというシステムのようなんですが、現在のところ、チャージする方法が下記のスクショのように7通りだけでした。

「借りる」と言うのがLINEポケットマネーとかいうキャッシングのサービスで、オートチャージというのが銀行口座からの自動チャージということでした。見ての通りこの中でカード関係は「LINE Payカード」のみです。

これは、VISA LINE PayカードというLINEが発行しているクレジットカードでした。つまりは、一応体裁的には様々なクレジットカードをLINE Payアプリに登録する事はできるけれども、実際の支払いにはLINEが発行したクレジットカード以外は使わせないからね!ということらしいのです。

こうなってくるともうポイント云々ではなくなるので、結局銀行の口座自動振替に戻すことにしました。はぁ、なーにが技術立国日本だ!!

モバイルバージョンを終了